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〝明日にはなくなるかもしれない橋〟を撮り続けて12年崩れゆく人工物の〝今〟を記録する写真家の日常

〝明日にはなくなるかもしれない橋〟を撮り続けて12年
崩れゆく人工物の〝今〟を記録する写真家の日常

 
1年の約半分は水没しており、姿を見られる時期が限られていることから、〝幻の橋〟とも呼ばれているタウシュベツ川橋梁。国鉄の線路を通すために作られたこの橋は、1955年のダム建設に伴って役目を終え、水の中へと沈みました。

季節ごとに変動するダムの貯水量によって水没と出現を繰り返しているタウシュベツ川橋梁ですが、このサイクルによって受けるダメージはかなりのもの。一説によると、一般的なコンクリート建築に比べて劣化の速度は50倍にもなるそうです。

つまり、現在見られる橋の姿は、築3000年の状態と同等だとか。そのため、いつ崩れてもおかしくないと言われています。

今回お話を伺ったのは、埼玉県から北海道に移り住み、2005年からタウシュベツ川橋梁の写真を撮り続けている岩崎量示さん。誰に頼まれたわけでもなく、お金をもらっているわけでもなく、ただひたすら朽ち果てていく橋の写真を撮り続ける理由に興味をひかれ、インタビューをお願いしました。

岩崎さんの口から語られたのは、〝誰の所有物でもない〟や〝朽ち果てると土地に還る〟といったタウシュベツ川橋梁の特殊性や、〝人工物の行く末を記録する〟という活動のスタンス。そして、「写真は飽きてもいいと思っています」という意外な言葉でした。

自然の中に取り残されて老朽化の一途を辿るコンクリート橋と、崩れゆく橋の〝今〟を撮り続けることで人工物の過去と未来を見つめる岩崎さんの物語。

全9回に渡ってお届けします。

Interviewer

阿部光平(Kohei Abe)

1981年、北海道函館市生まれ。大学卒業を機に、5大陸を巡る地球一周の旅に出発。帰国後、フリーライターとして旅行雑誌等で執筆活動を始める。現在は、雑誌やウェブ媒体で、旅行、音楽、社会問題など様々なジャンルの取材・記事作成を行っている。東京で子育てをする中で、移住について真剣に考えるようになり、仲間と共に地元函館のローカルメディア『IN&OUT -ハコダテとヒト-』【http://www.inandout-hakodate.com】を立ち上げた。
 
ツイッター【https://twitter.com/fu_hey

 

目次

第1回:人から与えられた役目を終え、自然の中に取り残された鉄道橋

第2回:現地調達で作られた橋の、〝土地に還る〟という未来

第3回:視覚的にも感じられる橋の劣化

第4回:〝飽きた目〟だからこそ撮れるリアルな橋の姿

第5回:写真家という場所を選ばない暮らし方

第6回:〝写真で食うために写真家らしい暮らしをする〟というアプローチ

第7回:写真との向き合い方。橋との距離。

第8回:相手との関係性の中で生まれる〝自分にしか撮れない写真〟

第9回:「青空の日に撮った写真がベストとは限らないんです」

 

岩崎量示さんの商品一覧

  • 80年目のアーチ橋


    80年目のアーチ橋

    2,160円(税込)
    建設から80年目を迎えた旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋を記録した写真集

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